清流の生き物と自然をまもる!森のガーディアン体験(サンショウウオ)




- 開催日時&残席状況
(◯:あきあり △:あとわずか ✕:満席) 03月15日(土) 09:30-14:30 (☓)
03月20日(木) (祝)09:30-14:30 (☓)
03月23日(日) 09:30-14:30 (○)
- 開催場所
秋川渓谷にあるトウキョウサンショウウオの生息エリア(シークレットのため、当日ご案内します)JR「武蔵五日市駅」 より徒歩で移動できる範囲
自然豊かな東京都・秋川エリアを舞台に、清流に棲む生き物たちとその周囲の自然を保全する「森のガーディアン」として、環境省と東京都の絶滅危惧種に指定されている貴重な両生類、トウキョウサンショウウオの生態を調べ、その環境を守るための活動に取り組む体験です。
東京都にありながら奥多摩の玄関口という自然豊かなフィールドを舞台に、ギフテ!では様々な探求型の体験を開催していますが、今回は探求をするだけでなく、そこにある貴重な生き物と自然環境を保全するアクションを実体験します。トウキョウサンショウウオという、希少な生き物を代表例に、森の清流の環境を保全する意味や役割を、自分達の行動で体感するプログラムになります。
企画のプロデュースは、ギフテ!で数々の探求型体験を生み出してくれているフォースウエルネスさんです。NHK教育テレビの自然番組を多数プロデュースする抜群の企画力が彼らの魅力ですが、もう一つの側面として、秋川の環境保全活動を精力的に行っている団体であり、まさに彼らこそが「森のガーディアン」です。
秋川渓谷の清流エリアを舞台に、豊かな自然と希少な生き物を楽しめ、さらにその環境を保全する活動を体感する森のガーディアン体験に、親子でぜひお越しください。
清流の希少種、トウキョウサンショウウオの生態にせまる!
今回の体験では、清流やその周辺に棲むトウキョウサンショウウオなどの希少な生き物を探しつつ、その生態系を育む自然環境とそのつながりを体感し、更にその環境を保全する活動を体験してもらうことを目的としています。
みなさんはサンショウウオが東京にもいることをご存知でしょうか?豊かな自然が残る里山でしか生きられないサンショウウオは、カエルやイモリの仲間の両生類です。奥多摩のエリアには、首都圏にひっそりと生き残るトウキョウサンショウウオもいます。今回の体験は、地元の自然を知り尽くした先生のガイドで、この希少なトウキョウサンショウウオを探しにいきます。乱獲を防ぐため、参加した方も守秘義務を守ってもらいます。希少な生き物から自然を大切に守る心も育つといいなと思います。
▼絶滅危惧種のトウキョウサンショウウオ
今回の体験の舞台は、奥多摩の玄関口と称される「武蔵五日市駅」からハイキングで行ける、豊かな自然の残るエリアです。
周囲には奥多摩の山々と豊かな自然が広がり、ここが東京であることを忘れてしまうような環境です。詳細な場所はトウキョウサンショウウオを守るためにも当日までお知らせできませんが、駅から徒歩で、シークレットポイントを目指します。秋川渓谷を眼下に、河岸段丘や遠くに見える山を見ながらのハイキングです。
トウキョウサンショウウオの生息エリアでは、少人数ずつ交代で静かに観察しましょう。周囲がどのような環境なのかも体感してもらえればと思います。ちょうどトウキョウサンショウウオの産卵期なので、卵も見つかるかもしれません。
★生息を確認しているポイントなので、観察できるとは思いますが、自然の生き物なので必ず見れるわけではありません。その場合は写真や映像でもフォローしますのでご了承ください★
▼先生が現地で撮影したトウキョウサンショウウオの成体、越冬して10年以上生きるそうです
▼先生が現地で撮影したトウキョウサンショウウオの卵
大切な自然環境を保全する森のガーディアン体験!
今回の体験では、トウキョウサンショウウオの観察前に、「森のガーディアン」として周囲の環境保全活動を行いましょう。
まずは自然を守ることの意味や役割を、実際に現地で環境活動に取り組まれている先生たちから伝えてもらいます。ただ清掃活動をするのではなく、自然を守ることにどんな意味があるのか、そのためにしなければいけないことは何なのかを理解することで、日常生活に戻ったあとも身近なところから少し意識が変わってくればいいなと思います。
その意識の輪が、地球規模の環境問題解決やSDGsにも結びついてくると思いますが、机上で学ぶのではなく、守るべき愛おしい生き物を観察し、周囲の自然を理解することで、頭ではなく心や体で感じてもらう時間になればと願っています。
▼普段から先生方が行っている環境保全活動
森のガーディアン体験を行うエリアには、万が一の悪天候の場合でも避難できる屋根付きのスペースを確保しているため、野外での活動でも安心してご参加いただけます。ランチ休憩もその周辺でとりますので、荷物をおろして、リラックスしながら、午後の活動もお楽しみいただける環境です。
また、せっかくの秋川渓谷と自然学習の先生方が揃っているので、ジオ(地球)的な探求アクティビティの時間も作ります。保全活動を行うエリアには、先生方が「サンドイッチ岩」と名付けた不思議な岩があります。どうしてこんな形の岩ができたのか、地球の歴史につながるレッスンを受けながら、大地の遺産を体感していきましょう。
▼保全活動エリアにある奇岩「サンドイッチ岩」
地元で環境活動を展開するチームが準備する安心体制!
今回の体験の先生は、一般社団法人フォースウエルネスの経験豊富な皆さんです。フォースウエルネスさんは秋川流域にある自然や文化の資産を、次の世代のために有効活用することを目的とした組織で、ギフテ!では秋川流域の探求アドベンチャー体験や田んぼ体験も企画してくれています。経験豊富な講師の中には自然科学系のテレビ番組の企画・監修を手掛ける方もいて、まさに自然探究学習のプロフェッショナル集団です。
彼らのライフワークとも言える活動の1つが、秋川渓谷のリバークリーンナップ活動です。この活動は、ただの河川清掃活動にとどまらず、周囲の自然を守るための環境保全活動として、地域住民や有志の方を巻き込みながら毎月開催されいています。まさに先生たち自身が真の「森のガーディアン」にぴったりの存在です。メイン講師ができる経験豊富な先生が複数在籍しているので、実施日程ごとにサポートスタッフも含めて一番良い体制を作って運営します。
▼リバークリーンナップ活動の様子
▼一般社団法人フォースウエルネスさん(先生方は両端ですが、写真に映っていない先生もいます)
秋川渓谷の清流エリアを舞台に、豊かな自然と希少な生き物を楽しめ、さらにその環境を保全する活動を体感する森のガーディアン体験に、親子でぜひお越しください。
- 先生プロフィール
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★本体験は各日程でメイン講師が変更になります。全員トウキョウサンショウウオの生息環境の知識と自然イベントの経験が豊富な方なのでご安心ください。メイン講師の候補者2名の情報を参考としご紹介します★ ■櫻澤 裕樹 先生(みちくさの達人 サクちゃん:写真) 元環境省自然保護官(レンジャー) なりきり!む~にゃん生きもの学園(NHK Eテレ)番組アドバイザー 『みちくさの達人』と称して、環境教育系番組等の監修・出演など、各種メディアで発信中。大地といきものの不思議、多様性について、都会のファミリー層を中心に、五感で感じて、楽しく学ぶための探究学習プログラムを提供している。 東京山側(東京都あきる野市五日市エリアを中心とした地域)にて、毎日みちくさと秋川リバークリーンナップ活動を実践中。 ■田野倉 勝則 先生 秋川流域ジオの会メンバー。 現役の頃は、人工衛星のプロジェクトにも関わり、技術大国日本を支えたエンジニア。 現在は、地域貢献活動として、畑仕事からスポーツ、地域の自然までを楽しく伝える活動を精力的に展開中。地元の活動家からも「一度聴いたら忘れない、心に残る話をされる地域の宝のような先生」と評判。 ■参加人数に応じて一般社団法人FOURTH WELLNESSの経験豊富なメンバーがサポートに入ります。
- 体験者の声
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・大自然の中、トウキョウサンショウウオ初め、数々の生き物と出会える貴重な経験ができて、思い出に残る素晴らしい1日になりました。また、先生方の知識が豊富で、親子とも大変良い勉強になりましたし、サポート体制も万全で、安心して楽しく過ごせました。ありがとうございました。 ・絶滅危惧種、里山、都会に住んでると分からない出会えない体験を東京都で出来る素晴らしさ!子供達が、のびのびと子供らしくありのままでいられる山、川、田んぼ、最高でした! ・先生たちが、とても優しく、気さく、その上博識で、子供たちのたくさんの質問にどれも丁寧に答えてくださったから。ただ答えるだけでなく、「なぜだと思う?」といった質問も投げかけてくださるので、子供も自分で考えて答える機会が設けられて、良いな、と思いました。また帰り道も、山歩きに付き合ってくださり、子供たちも冒険気分で最初から最後まで楽しかったようです。 ・サンショウウオを触れられた。里山の特別な道を通って帰れた。
- 対象年齢
3歳以上の親子であればどなたでもご参加いただけます(2歳以下は安全管理の観点からご参加できません)
- 学べる要素
考えるチカラ
協力するチカラ
- 開催日時&残席状況
(◯:あきあり △:あとわずか ✕:満席) 03月15日(土) 09:30-14:30 (☓)
03月20日(木) (祝)09:30-14:30 (☓)
03月23日(日) 09:30-14:30 (○)
- 開催場所
秋川渓谷にあるトウキョウサンショウウオの生息エリア(シークレットのため、当日ご案内します)JR「武蔵五日市駅」 より徒歩で移動できる範囲
- 集合場所
JR「武蔵五日市駅」隣接した大型の有料駐車場あり詳細な集合場所はお申し込み後のご案内メールでお伝えします
- 定員
各回30名
- 持ち物/服装
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【持ち物】親子共に軍手(手にフィットするもの)・小さめのリュック(お子様が荷物を持つ場合)・雨ガッパ(当日の天候に関わらず)・飲み物(水筒など)・お弁当(集合場所にコンビニもあります)・タオル・レジャーシート・筆記用具・健康保険証 【服装】運動靴(汚れてもいいスニーカー可)長袖・長ズボン(汚れてもいい、体を動かしやすい)・帽子・長靴(水辺の活動もあるため念の為)・防寒対策(カイロなど)・サングラス等も各自判断に任せます。
- 当日のスケジュール
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09:30 オリエン&移動
<森のガーディアンとして環境保全体験>
10:00 サンドイッチ岩探求
10:30 環境保全活動の説明&体験
11:30 横沢入移動
<サンショウウオを探そう>
12:00 休憩(各自お弁当持参)
12:45 サンショウウオのレクチャー&観察
14:15 まとめ
14:30 解散
- 備考
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・体験場所の周辺には屋根付きの休憩スペースがあるため、少雨決行となります。悪天候の場合は前日の夕方までにご連絡を差し上げ、代替日程への振替をご提案します。
・トウキョウサンショウウオの乱獲を防ぐため、体験場所はシークレットとなります。また森のガーディアンとして、体験後も環境保全のために、生息場所は公にしないようお願いします。