【全2回】清流の生き物と自然をまもる!森のガーディアン体験(サンショウウオ)
- 販売価格
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1組(子ども1人+大人1人) :¥29,700(税込)
駐車場をご利用の場合は1,000円/台が現地で発生します。詳細はお申し込み後にご案内します。追加の場合は全2回・税込14,850円/名でご参加可能です
- 開催日時&残席状況
(◯:あきあり △:あとわずか ✕:満席)
- 開催場所
秋川渓谷にあるトウキョウサンショウウオの生息エリア(シークレットのため、当日ご案内します)集合場所より徒歩で移動できる範囲
自然豊かな東京都・秋川エリアを舞台に、清流に棲む生き物たちとその周囲の自然を保全する「森のガーディアン」として、環境省と東京都の絶滅危惧種に指定されている貴重な両生類、トウキョウサンショウウオの生態を調べ、その環境を守るための活動に取り組む体験です。
希少な生き物を代表例に、森の清流の環境を保全する意味や役割を、自分達の行動で体感する大人気プログラムですが、2026年は全2回にスケールアップし、冬期にトウキョウサンショウウオの産卵池の保全活動も行います。
企画のプロデュースは、ギフテ!で数々の探求型体験を生み出してくれている東京山側DMCさんです。秋川の環境保全活動を精力的に行っている、まさに「森のガーディアン」の講師陣になります。
秋川渓谷の清流エリアを舞台に、豊かな自然と希少な生き物を楽しめ、さらにその環境を保全する活動を体感する森のガーディアン体験に、親子でぜひお越しください。
清流の希少種、トウキョウサンショウウオの生態にせまる!
今回の体験では、清流やその周辺に棲むトウキョウサンショウウオなどの希少な生き物を探しつつ、その生態系を育む自然環境とそのつながりを体感し、更にその環境を保全する活動を体験してもらうことを目的としています。
豊かな自然が残る里山でしか生きられないサンショウウオは、カエルやイモリの仲間の両生類です。奥多摩のエリアには、首都圏にひっそりと生き残るトウキョウサンショウウオがいます。
今回の体験は、地元の自然を知り尽くした先生のガイドで、この希少なトウキョウサンショウウオの保護と発見をおこないます。乱獲を防ぐため、参加した方も守秘義務を守ってもらいます。希少な生き物から自然を大切に守る心も育つといいなと思います。
▼絶滅危惧種のトウキョウサンショウウオ
今回の体験の舞台は、奥多摩の玄関口と称される「武蔵五日市駅」からハイキングで行ける、豊かな自然の残るエリアです。
周囲には奥多摩の山々と豊かな自然が広がり、ここが東京であることを忘れてしまうような環境です。詳細な場所はトウキョウサンショウウオを守るためにも当日までお知らせできませんが、駅から徒歩で、シークレットポイントを目指します。
▼トウキョウサンショウウオの活動エリアの保全の様子
【冬のDay1】トウキョウサンショウウオの産卵池の保全活動!
全2回の活動は、トウキョウサンショウウオの育つ豊かな自然の環境作りからスタートします。
冬のうちに産卵池の泥をさらい、水の通りを改善することで、春に水が枯れず、トウキョウサンショウウオの卵や幼生が安全に成長できる環境を整えていきましょう。
このように、失われつつある生態系を回復軌道に乗せることをネイチャーポジティブ(自然再興)といいます。今回の活動を通して、そのような自然を大切にする考え方を感じてもらえるといいなと考えています。
▼サンショウウオが産卵できる環境を学び、自分たちの手で池を保全します
【ご参考】ネイチャーポジティブについて(環境省の説明ページ)
トウキョウサンショウウオは冬眠はしませんが、冬は活動量を減らすため、出会えるのは春のお楽しみになります。
体験で訪れる場所は、希少な生息エリアなので、運が良いと「冬のサンショウウオ」を見つけられるかもしれません。そのような場合もあまり騒がず、生き物を大切に観察していきましょう。
▼珍しい冬のサンショウウオに出会える可能性もあります
また、周辺の森や清流の自然の中で、冬眠中または冬も活動する生き物たちも探して観察します。
冬の間は何もいないように感じますが、自然探究の先生たちと一緒なら、貴重な冬の生態系をたくさん発見することができます。
▼冬眠しているカエルや、成虫で越冬する蝶など、希少な冬の生き物にも出会えます
【春のDay2】トウキョウサンショウウオの観察活動!
春のDay2では、冬に整備した産卵池に再び訪れます。冬から春に季節が変わることで、同じ里山の自然道にも大きな変化があることも体感できます。
トウキョウサンショウウオの生息エリアでは、少人数ずつ交代で静かに観察しましょう。周囲がどのような環境なのかも体感してもらえればと思います。ちょうどトウキョウサンショウウオの産卵期なので、卵も見つかるかもしれません。
★生息を確認しているポイントなので、観察できるとは思いますが、自然の生き物なので必ず見れるわけではありません。その場合は写真や映像でもフォローしますのでご了承ください★
▼先生が現地で撮影したトウキョウサンショウウオの成体、越冬して10年以上生きるそうです
▼先生が現地で撮影したトウキョウサンショウウオの卵
森のガーディアン体験を行うエリアには、万が一の悪天候の場合でも避難できる屋根付きのスペースを確保しているため、野外での活動でも安心してご参加いただけます。ランチ休憩もその周辺でとりますので、荷物をおろして、リラックスしながら、午後の活動もお楽しみいただける環境です。
また、せっかくの秋川渓谷と自然学習の先生方が揃っているので、ジオ(地球)的な探求アクティビティの時間も作ります。保全活動を行うエリアには、先生方が「サンドイッチ岩」と名付けた不思議な岩があります。
どうしてこんな形の岩ができたのか、地球の歴史につながるレッスンを受けながら、大地の遺産を体感していきましょう。
▼保全活動エリアにある奇岩「サンドイッチ岩」
地元で環境活動を展開するチームが準備する安心体制!
今回の体験の先生は、東京山側DMCの経験豊富な皆さんです。秋川流域にある自然や文化の資産を、次の世代のために有効活用することを目的とした組織で、ギフテ!では秋川流域の探求アドベンチャー体験や田んぼ体験も企画してくれています。
経験豊富な講師の中には自然科学系のテレビ番組の企画・監修を手掛ける方もいて、まさに自然探究学習のプロフェッショナル集団です。
▼普段から先生方が行っている環境保全活動
彼らのライフワークとも言える活動の1つが、秋川渓谷のリバークリーンナップ活動です。この活動は、ただの河川清掃活動にとどまらず、周囲の自然を守るための環境保全活動として、定期的に開催されています。
まさに先生たち自身が真の「森のガーディアン」にぴったりの存在です。メイン講師ができる経験豊富な先生が複数在籍しているので、実施日程ごとにサポートスタッフも含めて一番良い体制を作って運営します。
▼リバークリーンナップ活動の様子
秋川渓谷の清流エリアを舞台に、豊かな自然と希少な生き物を楽しめ、さらにその環境を保全する活動を体感する森のガーディアン体験に、親子でぜひお越しください。
- 先生プロフィール
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★本体験は各日程でメイン講師が変更になります。全員トウキョウサンショウウオの生息環境の知識と自然イベントの経験が豊富な方なのでご安心ください。メイン講師の候補者3名の情報を参考としご紹介します★ ■櫻澤 裕樹 先生(みちくさの達人 サクちゃん:写真) 元環境省自然保護官(レンジャー) なりきり!む~にゃん生きもの学園(NHK Eテレ)番組アドバイザー 『みちくさの達人』と称して、環境教育系番組等の監修・出演など、各種メディアで発信中。大地といきものの不思議、多様性について、都会のファミリー層を中心に、五感で感じて、楽しく学ぶための探究学習プログラムを提供している。 東京山側(東京都あきる野市五日市エリアを中心とした地域)にて、毎日みちくさと秋川リバークリーンナップ活動を実践中。 ■杉村 健一 先生(杉ちゃん先生) 小宮ふるさと自然体験学校勤務 地元の昆虫を熟知しており、虫先生の愛称で親しまれている ■田野倉 勝則 先生 秋川流域ジオの会メンバー。 現役の頃は、人工衛星のプロジェクトにも関わり、技術大国日本を支えたエンジニア。 現在は、地域貢献活動として、畑仕事からスポーツ、地域の自然までを楽しく伝える活動を精力的に展開中。地元の活動家からも「一度聴いたら忘れない、心に残る話をされる地域の宝のような先生」と評判。 ■参加人数に応じて経験豊富なメンバーがサポートに入ります。
- 体験者の声
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【2025年までの全1回(今回のDay2に相当)の参加者のお声】 ・大自然の中、トウキョウサンショウウオ初め、数々の生き物と出会える貴重な経験ができて、思い出に残る素晴らしい1日になりました。また、先生方の知識が豊富で、親子とも大変良い勉強になりましたし、サポート体制も万全で、安心して楽しく過ごせました。ありがとうございました。 ・絶滅危惧種、里山、都会に住んでると分からない出会えない体験を東京都で出来る素晴らしさ!子供達が、のびのびと子供らしくありのままでいられる山、川、田んぼ、最高でした! ・先生たちが、とても優しく、気さく、その上博識で、子供たちのたくさんの質問にどれも丁寧に答えてくださったから。ただ答えるだけでなく、「なぜだと思う?」といった質問も投げかけてくださるので、子供も自分で考えて答える機会が設けられて、良いな、と思いました。また帰り道も、山歩きに付き合ってくださり、子供たちも冒険気分で最初から最後まで楽しかったようです。 ・サンショウウオを触れられた。里山の特別な道を通って帰れた。
- 対象年齢
3歳以上の親子であればどなたでもご参加いただけます(2歳以下は安全管理の観点からご参加できません)
- 学べる要素
考えるチカラ
協力するチカラ
- 開催日時&残席状況
(◯:あきあり △:あとわずか ✕:満席)
- 開催場所
秋川渓谷にあるトウキョウサンショウウオの生息エリア(シークレットのため、当日ご案内します)集合場所より徒歩で移動できる範囲
- 集合場所
語らいとふれあい公園隣接した有料駐車場あり詳細な集合場所はお申し込み後のご案内メールでお伝えします
- 定員
各回30名
- 持ち物/服装
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防寒着(重ね着推奨)、ニット帽・手袋(防水タイプ推奨) 長袖・長ズボン(汚れてもよい服装) 着替え 長靴または防水トレッキングシューズ 軍手(手にフィットするタイプ)、雨具(上下) 飲み物・昼食・タオル・筆記用具・健康保険証の写し 任意:ルーペ、スコップ(子ども用可)
- 当日のスケジュール
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【Day1のスケジュール】 10:00 集合・オリエンテーション 10:15 トウキョウサンショウウオの生態と産卵池の仕組みを学ぶ 10:30 産卵池保全活動(泥の除去・水の通りを改善) 12:00 昼食・休憩(フィールド、または語らいとふれあい公園) 13:00 冬のいきもの探し(里山・森の観察/専門家の解説付き) 14:40 ふりかえり 15:00 解散
- 備考
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・体験場所の周辺には屋根付きの休憩スペースがあるため、少雨決行となります。悪天候の場合は前日の夕方までにご連絡を差し上げ、代替日程への振替をご提案します。
・トウキョウサンショウウオの乱獲を防ぐため、体験場所はシークレットとなります。また森のガーディアンとして、体験後も環境保全のために、生息場所は公にしないようお願いします。
・池の泥さらいは講師指導のもとで安全に行います。
・生きものの捕獲や持ち帰りは禁止です。観察後はすべて現場に戻します。
・参加後も「家の近くの水辺や自然を守る行動」につなげてください。




