渓流に棲む幻のカエルの生態に迫る!野生生物調査員体験




- 開催日時&残席状況
(◯:あきあり △:あとわずか ✕:満席)
- 開催場所
秋川流域で野生生物調査を行う渓流や森などのフィールド
自然豊かな東京都・秋川エリアを舞台にした、野生生物を守り、伝えていく自然のプロフェッショナル「野生生物調査員」のお仕事体験です!
「野生生物調査員」は、野生生物の生息状況などの調査から保全計画を立て、生き物とその環境を守るお仕事です。現役の野生生物調査員である内山先生(ウッチー先生)・元環境省レンジャー(自然保護官)の櫻澤先生(サクちゃん先生)と一緒に、奥多摩の渓流や森に棲む野生生物を見つけながら、その環境を守るためにどんなお仕事があるのかを体験していきます。
今回の調査対象は、渓流に棲むカエル「ナガレタゴガエル」です。約40年前に東京都で発見された珍しい生態をもつカエルを通して、調査員のお仕事体験と、生き物の巧みな生存戦略を学びましょう。また、冬の森の中に潜むムササビやシカ、タヌキなどの哺乳類も調査します。
渓流に棲む珍しいカエルや冬の哺乳類の調査を楽しみながら、野生生物調査員のお仕事を学ぶ体験に、ぜひ親子でご参加ください。
珍しいナガレタゴガエルや哺乳類を調査する期間限定プログラム!
今回は野生動物調査のお仕事体験として渓流に棲む「ナガレタゴガエル」の生態調査体験をします。真冬に川の中で産卵するとても珍しい生態を持ったカエルの観察を通して、生き物たちの巧みな生存戦略を学びましょう。体験の開催タイミングはまさにこの産卵期にあたり、この時期にしかなかなか見つけることのできないナガレタコガエルを実際に渓流の中で探してみましょう。
また、渓流のナガレタゴガエルだけでなく、冬の森の中に潜むムササビやシカ、タヌキなどの哺乳類も調査します。哺乳類は警戒心が強いので、直接見つけることは難しいかもしれませんが、森の中には哺乳類の残した痕跡がたくさん潜んでいます。野生生物調査員のスキルを学んで、一緒に調査活動をしてみましょう。
野生生物が生息する環境を守る調査員のお仕事体験!
今回体験する「野生生物調査員」は、野生生物が生息する環境を守るために、生息状況などを調査し、日本の生物多様性の現状を把握する基礎的なデータを収集するお仕事です。ニュースなどでも野生生物の生息数や生息エリアなどが報告されますが、このような情報の多くは野生生物調査員が、定期的にその自然環境の中での状況を調査することで把握できるものです。この情報をもとに、行政や環境保護団体などが環境を守るための行動を決めていくので、野生生物や環境を守るためにとても重要な役割を果たしています。
今回の体験では、ナガレタゴガエルや冬の森の哺乳類などの調査を通して、生き物の不思議を発見するだけでなく、野生生物調査員のお仕事として、その調査がどのように自然を守ることにつながっていくのかを体感してもらう予定です。
また野生生物調査員は、調査をするだけでなく、その環境や生物のことを分かりやすく伝えていく大切な役割もあります。今回は、プロフェッショナルのガイドを楽しみつつ、自分でもその不思議を伝えられるように学んでいきましょう。
自然探求学習のプロフェッショナルチームによる安心体制!
今回の体験は、現役の野生生物調査員であるウッチー(内山)先生、元環境省レンジャー(自然保護官)のサクちゃん(櫻澤)先生のいずれか(もしくは両名)がメイン講師を務めます。
ウッチー(内山)先生は、趣味も生き物探しという生粋の自然好きで、最近はサンショウウオを探して日本全国を徘徊中とのことです。ギフテ!でも、自然探求プロフラムにサポート講師として何度も参加してくれており、分かりやすい解説がとても好評な先生です。今回は誇りを持っているご自身の野生生物調査員のお仕事体験ということで、いつも以上に気合が入っています。
▼現役の野生生物調査員、ウッチー先生
櫻澤先生(サクちゃん先生)は、元環境省自然保護官(レンジャー)で、NHK Eテレの「なりきり!む~にゃん生きもの学園」(2023年3月放送終了)の番組アドバイザーを務め、番組にも出演していたユニークな経歴の持ち主です。ギフテ!でも、自然探求体験をたくさんプロデュースしている自然探求学習のプロフェッショナルで、今回の体験の企画のプロデュースも務めています。
▼サクちゃん先生、元環境省レンジャーで、NHK Eテレの自然番組の監修・出演も務めていました
体験のベースキャンプは、奥多摩の玄関口とも言える「武蔵五日市駅」から近い、地元自治会所有の「下宿会館」です。地域コミュニティのハブ的な存在で、先生方も普段からよく使われている施設になり、お手洗いや水道なども完備されています。電車+バスでも車でも、都心からもアクセスしやすい場所になります。
ここを集合場所と、お昼休憩場場所、解散前のまとめの授業の場所として活用し、体験前後の準備や休憩なども含めて、余裕を持った時間を過ごしてもらえるように準備をします。渓流に調査体験に入るコースの入り口にも近いので、急なスコールなどにも対応しやすく安全なベースキャンプとなります。
▼下宿会館、現地に無料駐車場もあります
▼レクチャーやお昼休憩がゆっくり行える室内スペース
渓流に棲む幻のカエルや冬の哺乳類の調査を楽しみながら、野生生物調査員のお仕事を学ぶ体験に、ぜひ親子でご参加ください。
- 先生プロフィール
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【メイン講師:写真】内山(ウッチー)先生 野生動物の調査を主な仕事としている。 趣味は生き物探し、最近はサンショウウオを探して日本全国を徘徊中。 経験を基に観察のみにとどまらない環境学習を目指して活動中。 【メイン講師&企画監修】みちくさの達人 サクちゃん:櫻澤 裕樹 先生 元環境省自然保護官(レンジャー)。 なりきり!む~にゃん生きもの学園(NHK Eテレ)番組アドバイザー 『みちくさの達人』と称して、環境教育系番組等の監修・出演など、各種メディアで発信中。大地といきものの不思議、多様性について、都会のファミリー層を中心に、五感で感じて、楽しく学ぶための探究学習プログラムを提供している。 東京山側(東京都あきる野市五日市エリアを中心とした地域)にて、毎日みちくさと秋川リバークリーンナップ活動を実践中。 ★メイン講師は内山先生か、櫻澤先生のいずれかが担当します。 ★参加人数に応じて一般社団法人FOURTH WELLNESSの経験豊富なメンバーがサポートに入ります。
- 体験者の声
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・野生生物調査員の方の生物知識が素晴らしく、また数々の経験などもお話しいただいて、とてもためになった。色々なことを考えさせられた。 ・これまで、動物や虫を捕まえたり、飼ったりすることを楽しんでいた子供が、糞などのフィールドサインを見つけるという事をとても楽しんだようで、自然の中での楽しみ方の幅が広がりました。 ・理解できるレベルの内容の、わかりやすい解説が、面白かったです。
- 対象年齢
4歳~小学6年生3歳以下は参加不可、中学生以上はご希望あれば参加可能
- 学べる要素
考えるチカラ
- 開催日時&残席状況
(◯:あきあり △:あとわずか ✕:満席)
- 開催場所
秋川流域で野生生物調査を行う渓流や森などのフィールド
- 集合場所
2/23は下宿会館マップはこちら【電車の場合】JR武蔵五日市駅下車、「沢戸橋」バス停下車(徒歩2分) ※2/24は戸倉しろやまテラスの図工室アクセスはこちら【電車の場合】JR武蔵五日市駅下車、「戸倉」バス停下車(徒歩7分) (共通)【車の場合】中央道八王子ICより17キロ、現地に無料駐車場あり
- 定員
15家族程度
- 持ち物/服装
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・動きやすく汚れても良い服装 ・防寒対策(ジャケット、カイロ、手袋などしっかりと) ・歩きやすい運動靴 ・長靴(水の中に入る可能性があるため) ・軍手 ・タオル ・双眼鏡(任意) ・お弁当(お昼休憩は室内です) ・飲み物(温かい水筒がおすすめ)
- 当日のスケジュール
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AM:集合、ナガレタゴガエルの特徴について、渓谷へ移動、カエルの生息調査体験 昼食 in 下宿会館 PM:哺乳類の痕跡調査体験、まとめ、解散
- 備考
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少雨決行となります。台風などで開催不可の場合のみ、その時点で代替可能な日程を前日の夕方までにご連絡を差し上げます。