イルカとクジラの不思議に迫る!海洋生物研究者体験




- 開催日時&残席状況
(◯:あきあり △:あとわずか ✕:満席)
- 開催場所
IKEBiz(としま産業振興プラザ) 美術室池袋駅西口より徒歩約10分、南口より約7分
ギフテ!の特別なサイエンス体験に、また新しいラインナップが加わります。
動物の進化とカタチの不思議に触れる骨格標本体験を企画してくれた山本先生が、哺乳類の中でも我々人類と並んでユニークな存在である鯨類(クジラ・イルカ)にフォーカスした海洋生物の研究者体験をプロデュースしてくれました。
山本先生は国立科学博物館の特別研究員としてクジラ・イルカの研究に携わった実績をお持ちなので、まさにこの道のスペシャリスト。そんな研究者から、イルカたちの歴史と形の研究方法について楽しく学んでいきましょう。
本物体験がコンセプトのギフテ!なので、ただの座学ではなく、液浸標本や骨格標本を持ってきてもらい、自分の手で触れて、クジラやイルカのカタチを実際に研究する体験をできるように工夫してもらっています。
一度、陸で生活を始めたにもかかわらず、再度海に戻り、海での生活に適した体と能力を手に入れた不思議なクジラとイルカの研究者体験を、ぜひ親子でお楽しみください。
海で進化した不思議な哺乳類、イルカとクジラの形態と生態を調査!
”哺乳類の世界にきわだって高い二つの山が、お互いに全く離れたところにそびている。これがヒト山とクジラ山。”
東京大学名誉教授で日本の解剖学と医学史学を大きく発展させ、「クジラ博士」とも呼ばれた故小川鼎三さんの言葉です。
ご存知の通り、クジラ・イルカの仲間は海に棲む哺乳類です。生物は海から生まれ、陸に上がって恐竜から鳥へ進化して空に向かい、陸上では哺乳類が隆盛を極めています。しかし哺乳類のなかには、もともと住んでいた海に、陸上から改めて生活の場所を変え、海で生活しているグループがいて、その一つが、クジラやイルカの仲間です。
まだ分からないことが多い、クジラ、イルカたちの歩みですが、海で生活するために、陸上で生活する生き物とは違う、不思議な能力を持っています。このクジラ・イルカたちの歴史を、実際に国立科学博物館で研究者として活動していた山本先生と一緒に調べていきましょう。
体験の中では、ただ資料で説明するだけでなく、液浸標本とよばれる薬品に漬けた標本や、頭骨などの骨格標本を持ってきてもらって、自分の手で触れながら、イルカやクジラの不思議に迫っていきます。
【当日お持ちいただく予定の標本】
・ハナゴンドウ頭骨(以下写真)
・ネズミイルカ頭骨
・スジイルカ頭骨
・カマイルカ新生児液浸標本
・種不明イルカ胎児標本
・ラプラタカワイルカ頭骨
★イルカの頭骨には生物の特性上、少し匂いが残っていますのでご了承ください
★アルコール保存の標本があるため、アルコールにアレルギーのある方はご留意ください
▼ハナゴンドウ頭骨(当日お持ちする標本の中の1つ)
▼カズハゴンドウ全身骨格(当日のご用意はありません)
講師は国立科学博物館でイルカを研究されていたスペシャリスト!
体験の先生は国立科学博物館特別研究生として活動されていた山本智さん。鯨類形態学と解剖学が専門のまさにこの体験のテーマで研究活動をされていたスペシャリストです。
現在は学術機関ではなく、独立した立場で「野良研究者」としてアカデミックな活動に加え、生物研究の楽しさを子どもたちに広める活動にも精力的に取り組まれています。ギフテ!では動物の進化や形態にスポットを当てた「骨格標本体験」をプロデュースしてくれていて、その参加者からも高い評価をいただいています。
今回はまさに国立科学博物館で研究されていたテーマということで、生き物に関心のある親子の皆さんを、とっても不思議で魅力的な「クジラ山」に連れて行ってくれます。
▼穏やかな口調で生物の不思議をたくさん教えてくれる山本先生(骨格標本体験時の写真です)
会場はきれいでアクセス抜群な渋谷区文化センター大和田
会場の渋谷区文化センター大和田は、渋谷駅から徒歩5分と抜群のアクセスを誇ります。渋谷区の文化・福祉・学習の拠点として渋谷区によって2010年に設立された新しい建物で、ギフテ!を運営する株式会社みらいスクールが渋谷区の会社ということもあり、パティシエ体験やキッズ画伯体験など複数の体験の開催場所になっています。
屋上にはセンターのシンボルでもあるコスモプラネタリウムがあり、周囲にもコンビニや飲食店が多いため、渋谷の中心地にありながら、親子でゆっくり楽しめるスポットになっています。
▼実際の会場の様子(骨格標本体験時の写真です)
一度、陸で生活を始めたにもかかわらず、再度海に戻り、海での生活に適した体と能力を手に入れた不思議なクジラとイルカの研究者体験を、ぜひ親子でお楽しみください。
- 先生プロフィール
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山本 智(やまもと さとし)先生 長崎生まれ。東京水産大学(現東京海洋大学)在籍時より、独立行政法人国立科学博物館にて鯨類研究に従事。理学修士(九州大学)。ちそう株式会社を2017年に設立、代表取締役に就任。専門は鯨類形態学(解剖学) <主な業績> 2013 山本智・谷田部明子「成長に伴うマイルカの頭骨形態の変化について」 日本セトロジー研究 23:7‐12 (PDF) 2004 国府田良樹・山本智「茨城県金砂郷町鮮新統久米層産鯨類化石」ミュージアムパーク茨城県自然博物館モノグラフ−−茨城県新第三紀金砂郷古生物群−−
- 体験者の声
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・標本の本物に触れさせていただき、またどうやって研究を行うのか、リアルな姿を見ることができました。子供の知的好奇心が満たされているのが伝わってきました。 ・実際に触れてみることが出来る見本、資料もとてもわかりやすかったです。 ・骨格標本に直接触れられる貴重な体験が出来ました。先生からの質問にも積極的に挙手をする学校とは違った息子の一面が見られて嬉しくもありました。親子共々に好奇心を刺激される良い機会を得て大変満足です。
- 対象年齢
小学校3年生~中学3年生
- 学べる要素
考えるチカラ
- 開催日時&残席状況
(◯:あきあり △:あとわずか ✕:満席)
- 開催場所
IKEBiz(としま産業振興プラザ) 美術室池袋駅西口より徒歩約10分、南口より約7分
- 集合場所
現地集合アクセスマップはこちら ※詳細はメールにてお送りいたします。
- 定員
8組
(1組=子ども1人、大人1人)
- 持ち物/服装
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・動きやすい格好
・タオル
・お飲み物
・筆記用具
- 備考
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・感染予防の観点からも、参加されるお子様1名様につき、同伴の保護者さまは1名限りとさせていただきます。参加されないお子様の御同伴もNGとさせていただきますのでご了承ください。(本物の骨格や標本もあり、双方にリスクがあるため) ・イルカの頭骨には生物の特性上、少し匂いが残っていますのでご了承ください。 ・アルコール保存の標本があるため、アルコールにアレルギーのある方はご留意ください。手袋をはめて実際に触っていただく予定ですが、アレルギーの心配や抵抗がある方はもちろんご遠慮いただいて大丈夫です。