繭の染色から真綿紡ぎまで!シルクで伝統の組紐作り体験




- 開催日時&残席状況
(◯:あきあり △:あとわずか ✕:満席) 11月02日(日) 09:30-16:00 (残3)
- 開催場所
田畑とつながる子育て古民家「つちのこや」
絹(シルク)で糸を紡いで、組紐と呼ばれる手法で手芸作品まで作る大人気体験です。1Dayで繭の染色から真綿作り、そして真綿から糸を紡いで、シルクの組紐ストラップを作る貴重な体験です。
養蚕は春から秋にかけて行われており、秋に行われるものが「秋蚕(あきご)」と呼ばれます。暑さが和らいで来る季節なので、温度管理がしやすい利点があります。
本物体験のギフテ!では、夏から元気に育って繭になった蚕から、糸を紡いで自分だけのシルク作品を作り上げます。
午前中に繭から真綿を作り、そこから紡ぎ出す糸が作品を彩るよう染色します。午後は真綿を紡いでシルクの糸にしたら、組紐という手法でシルクのストラップ作りに挑戦します。
国立の古民家を舞台に、繭から真綿を作り、真綿から糸を紡いで、シルクの組紐ストラップを作る、とっておきの体験に、ぜひ親子でお越しください。
真綿紡ぎ、そしてシルクの組紐ストラップ作りまで。親子でしっかり楽しめる絹の世界
先生が育てた繭を煮てふやかし、中に入っている蛹を取り除き、「真綿」にするワークショップを行なっていきます。(この体験は、蚕を育てるところからスタートする全2回の体験の最終回に合流しますので、全2回でご参加の方はご自宅で育てた蚕をご持参されます。)
「綿」とえば植物の木綿ですが、お蚕さんの作り出したこちらは「真綿」と呼びます。他にも羊毛もありますね。そのような違いについても、この回で一緒に確認して知っていければと思います。真綿のことを少し知ったら、実際の真綿作りの体験をしましょう。
またシルクの組紐ストラップを作るために、真綿に染色をしていきます。これによって、真綿から糸を紡ぎ出したときに、色とりどりのカラフルなシルクの糸を作ることができます。
午後には、真綿を紡いで糸を作っていきます。絹の歴史はとても古く、紀元前3000年前には中国で始まっていたと伝えられています。絹の製品は多岐に及びますが、今回の体験では、縄文時代から作られていたと言われる「組紐」のテクニックを使って、ストラップ作りを行いたいと思います。
繭から真綿を作り、それを染色して糸を紡いだ、世界に一つだけのシルク作品が完成します。たくさんの工程を重ねながら糸を紡いでいく時間を思うと、とてもワクワクしてきますね。作品はもちろんお持ち帰りいただけますので、親子の大切な思い出の組紐になるのではないかと思います。
趣のある古民家「つちのこや」で風情を楽しみながら作品作りに取り組む時間
会場は、国立市にある古民家「つちのこや」です。趣のある古民家や併設されている和風の庭があり、伝統のある絹のワークショップとの相性も抜群です。
また、つちのこやは子育てに関するワークショップなども多数開催される場所なので、親子連れにも安心の優しい空間です。庭にも多様な植物が育ち、池や橋などもあってリラックスした非日常を体験してもらえる会場になります。庭の木の中には、蚕が大好きな桑の木もあります。
親子向けイベントの経験豊富で、養蚕にも取り組まれている、くにたち農園の会の先生が教えてくれます
体験のメイン講師はNPO法人くにたち農園の会の村井先生です。国立市を拠点に、地域の幼稚園の子どもたちから社会人まで幅広い年齢の人たちと一緒に、農業や自然の魅力を楽しむ活動を行っています。
村井先生は武蔵野美術大学テキスタイル専攻卒で、手芸のワークショップなどの経験も豊富です。また、くにたち農園の会では「放課後クラブニコニコ」の運営責任者として、日頃から子供達と畑で遊んだり、田畑の指導、焚き火調理、創作活動をしています。
数年前から参加者と共同で養蚕に取り組んだ実績があるので、繭から真綿を作り、糸を紡ぐまでのプロセスを、子どもたちにもわかりやすく教えてくれます。
▼座繰りをする村井先生
国立の古民家を舞台に、繭から真綿を作り、真綿から糸を紡いで、シルクの組紐ストラップを作る、とっておきの体験に、ぜひ親子でお越しください。
- 先生プロフィール
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村井 里子 先生(写真) NPO法人くにたち農園の会 理事 農園の会では「放課後クラブニコニコ」運営責任者として、日頃から子供達と畑で遊んだり、田畑の指導、焚き火調理、創作活動をしています。武蔵野美術大学テキスタイル専攻卒。その後、山形の農業生産法人で農業経験を積み、現在は子育てと農と創作を軸に活動中。
- 体験者の声
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※蚕から育てる全2回の体験参加者様のお声です(今回は全1回の体験となります。) ・子供にも分かりやすく教えて頂けたし、繭を糸にする工程なども見れて、あっという間の2時間でした。 ・普段できない体験を先生に教えていただきながらできた。 ・親子ともいろいろな発見があった。 ・講師の方の説明も分かりやすく親しみやすく、スタッフの方にも大変親切にフォローいただきました。小さな小さな蚕を繭まで育て、生糸を作品にまで仕上げるという長期にわたり難易度も高いプログラムでしたが、本当に良い経験になりました。子どもも引き続き養蚕業について勉強を継続したいと話しています。
- 対象年齢
小学校1年生から6年生(お子様には根気のいる作業があります)
- 学べる要素
考えるチカラ
協力するチカラ
- 開催日時&残席状況
(◯:あきあり △:あとわずか ✕:満席) 11月02日(日) 09:30-16:00 (残3)
- 開催場所
田畑とつながる子育て古民家「つちのこや」
- 集合場所
現地集合(古民家つちのこや)です。地図はこちら。
※電車でお越しの場合、JR南武線谷保駅北口より徒歩約5分です。
お車でお越しの場合は府中国立ICの近くです。駐車場はございませんので、谷保駅周辺のコインパーキングをご利用ください。
- 定員
8組(1組=子ども1名・大人1名)
- 提供元
- 持ち物/服装
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動きやすい服装飲み物エプロンタオル(手拭き用)
- 備考
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・室内の体験のため雨天でも開催します。・全2回体験で蚕から育てているチームの最終回に合流します。(体験で利用する繭は先生がご用意いたします。)